2016年12月28日水曜日

【加賀ふるさと検定】成績優秀者表彰式と実行委員会座談会を開催しました!

先月開催された第4回加賀ふるさと検定 初級・上級 試験において、
初級に見事合格された方々の中から成績優秀者をお招きし、表彰式を開催しました!

12月26(月)、当所2階大ホールにて行われた表彰式。
以下の方々が実行委員会の新家会長から表彰状と記念品(図書券)を手渡されました☆


◆初級合格者◆


―成績上位表彰―

1位:新谷 彰久さん57


2位:竹内 まさ江さん、加藤 茂さん56


―最年長合格者表彰―

西林 喜代四さん 84


―最年少合格者表彰―

三津野 楓真さん 11


―大聖寺実業高校トップ合格表彰―

浜野 耕輔さん(高校1年生)52


以上、6名の皆さんです。おめでとうございます!



1位の新谷さんは当日都合によりご欠席でした。



















2位の竹内さん
















同じく2位の加藤さん
















84歳で合格した西林さん
















11歳で合格した三津野君。親子でチャレンジかが検定にも参加してくれました☆
















大実1年生の中でトップ合格した浜野君
























表彰式の後は、実行委員会が引き続き行われ、問題正解率やアンケート結果などの報告が事務局から行われました。

初級と上級それぞれの正解率の良かったものと悪かったものは以下の通りです。
正解率のベストとワースト

◆主なアンケート結果◆

☆難易度について

アンケート結果としては、初級は「少し難しかった」。上級は「とても難しかった」が大半を占めており、今回上級試験の合格者が0名だったこともあり、意見交換の際には問題作成者の先生方より反省の声が聞かれました。

次回への課題として、難易度調整会議のメンバーを見直し、問題の内容も時間をかけてじっくりと協議したいという意見が出ました。



☆合格メリットについて(一部抜粋)

・「市内で就職する際に有利となる仕組みづくり」
・「社内での公認資格認定への働きかけ」


☆検定の更なる普及案について(一部抜粋)

・「SNSの活用」
・「新採の市職員全員受験、市幹部職員受験」
・「加賀郷土かるたとのコラボ」


☆ご意見・ご要望(一部抜粋)

・「歴史的な出題もいいが、近年のことについての問題も取り上げてほしい」
・「試験を年2回の開催にしてほしい」



◆座談会の模様◆

お招きした表彰者全員に、受験の動機と勉強方法について一言いただきました。
その中でも、84歳で合格された西林さんのコメントが印象的だったのでご紹介します。

西林さん「京都出身の私がこの加賀市にくるきっかけになったのは、大聖寺羽二重の素晴らしさに魅せられてでした。他では真似できない技術と品質で有名な繊維業について、公式テキストにあまりこのことが書かれていないので、次の機会に是非そのことを掲載してほしいです。京都は造られた美しさだが、加賀は自然に創られた美しさだと私は思っています。この検定をきっかけとして多くの人にその魅力を知ってほしいです。」


また、毎年団体受験をしていただいている大聖寺実業高校の平木校長先生にも素晴らしいコメントをいただいたのでご紹介します。

校長先生「うちの生徒のほぼ100%が加賀市民。卒業したら、70%ほどが南加賀で就職します。勤め先で活躍する卒業生たちに聞くと、県外の人たちと接したり、海外出張にいくという子も少なくないようです。そんな時、自分の生まれ育ったまちについて語れることが信用を得られます。この検定で得た経験や知識が生徒たちの財産になればいいと思っています。」


以上、一部にはなりますがご紹介させていただきました。


皆様からいただいたご意見、そして課題に対し、真摯に受け止め、次年度はよりパワーアップした検定が開催できるよう努めていきたいと存じます。